テレワークでの電話問題
私物活用BYODってどうなの?
著者: Ena Ishikawa
日付: 1-Mar-2021
いざ、テレワークを導入しても電話の問題がスムーズなオペレーションを阻む障害物となっている企業も有るようです。 4月の緊急事態宣言以降テレワークを導入した企業では、電話よりもむしろMS Teams / Zoom 等のコミュニケーションツールにて音声通話、Webミーティング、チャット等うまく活用しているかと思います。
このようなツールは社内や信頼関係が既に構築されている既存の取引先とのやり取りでは問題なく利用できる事が多いのですが、全ての取引先が柔軟に対応して頂けるとは限りません。
また、顧客からの緊急連絡、催促、問い合わせ対応、何故か仕事中なのにオンラインで捕まらない従業員(笑) とのお電話でのやり取り等、まだまだ一定の電話需要があるのも事実で、また厄介な問題です。
そういった意味でどれだけWebミーティング、チャットシステムが浸透してきている状況でも電話の需要も一定数あるのが現実です。
そんな中、テレワーク導入にあたり社用スマートフォンを支給していない従業員の方は私物のスマートフォンをBYOD(Bring your own device) として使用を始めた方もいるのではないでしょうか?
テレワークにおけるBYODの問題について、今回もカテゴライズ化をしていきましょう。
- プライバシーの問題
- 急いでテレワークを導入したので、従業員の私物スマートフォンBYOD(Bring Your Own Device)を使用しているが、従業員は私用のデバイスを使いたくない
- 会社のPBXやIP-PBXから電話を転送しているが、BYODなので発信の時に個人の番号が表示されるのが困る
- コスト管理の問題
- 私物スマートフォンからの通話発信によるコスト管理の問題
- 転送を行う事で電話料金のコストが増える
- 会社支給のスマートフォンはコストを増やすのでこれ以上増やしたくない(組織目線)
- オペレーションの問題
- 社内PBXから転送設定をしている場合、オフィスからの転送電話なので誰からかかってきているか分からない
- 転送電話で電話に出られなかった場合のビジネスチャンス喪失
- セキュリティの問題
- プライベート仕様なので、プライベートなアプリケーションが多い為、情報漏洩等信頼性に欠けるアプリケーションを利用している可能性がある。
- 社用ファイル等をプライベートなクラウドと同期してしまう。
- プライベートなSNSを通じて情報漏洩が発生する
- 遠隔データ消去、遠隔ロック等に対応するMDMをインストールしていない事により紛失した際のリスクがさらに高まる
さて、どのような対処方法、解決方法があるでしょうか? 企業によって、抱えている問題は様々です。その問題を一つ一つひも解いて解決するお手伝いをさせて頂きます。弊社の経験豊富な知識と迅速なサービスをお試し下さい。
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