環境サステナビリティ
管理できること、できないことを正直に
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要点
- 三井不動産(RE100参加企業)のビルに入居し、RE100準拠の「グリーン電力提供サービス」が建物レベルで運用中
- 再生可能エネルギー公約を持つクラウドプロバイダー
- 情報が不十分な箇所は正直に開示
- 検証済みの選択肢を優先
サービスオフィステナントとしての状況
イソリアの東京オフィスは、三井不動産が運営するサービスオフィスネットワークワークスタイリング(Work Styling)内、港区の汐留シティセンターに入居しています。サービスオフィスのサブテナントとして、ビル全体の電力を直接契約しているわけではありませんが、このビルにはRE100対応の仕組みがすでに整備されています。
三井不動産は2020年2月にRE100に加盟しており、グループ全体で2050年までに使用電力を100%再生可能エネルギー由来にすることを公約しています。さらに建物レベルで見ると、汐留シティセンターは三井不動産の 「グリーン電力提供サービス」 の対象物件の一つです。同サービスは、トラッキング付きFIT非化石証書を用いて、テナント企業にRE100準拠の再生可能エネルギー電力を供給する仕組みです。代表例として、富士通は2021年10月から、同じ汐留シティセンター内のグローバル本社において、このサービスを活用し使用電力の100%を再生可能エネルギーに切り替えたと公表しています。
イソリアにとっての率直な意味合いはこうです。RE100準拠の「配管」はこのビルにすでに存在し、実際のテナントによって運用実績も示されています。一方、ワークスタイリングというシェア型サービスオフィス内のイソリアの使用電力が当該サービスに組み込まれているかどうかは、サブテナントの立場で独自に検証できる事柄ではなく、三井不動産の運営判断に委ねられています。サプライチェーンの環境負荷を評価されるクライアント様が、次の2点を混同せずに判断できるよう、あえてこの区別を明示します:
- 「ビルオーナーがRE100参加企業であり、建物レベルでRE100準拠の電力供給サービスが利用可能」——企業レベル・建物レベルで検証可能な事実
- 「このオフィスで消費される電力の1kWhごとが現時点で再エネ認証済み」——イソリアが独自に主張できる事柄ではない
補足として、ワークスタイリングは会員企業向けのサステナビリティコミュニティプログラムSustainable Workstyle Labも運営しており、サステナビリティに関するトークイベントやプロダクト展示、衣料品の寄付キャンペーンなどを実施しています。これはエネルギー調達に関する主張ではなく、会員企業向けの啓発・コミュニティ活動として、運営者コンテキストの一部として記載しておきます。
私たちが影響を及ぼせるのは、実際に業務が動く場所、つまりクラウドです。
実質的な環境負荷はどこに
プロフェッショナルサービス企業は製造業ではありません。大量の電力を消費する工場設備は持っていない。私たちの意味ある電力消費は、データセンターとグローバルクラウドネットワークの中にあります。私たちの「煙突」は他社のインフラの中に存在しています。
インフラパートナーの環境への取り組みは、イソリア自身のフットプリントに直接関係します。
使用インフラとパートナーの取り組み
Microsoft 365 / Azure
電子メール、ドキュメント管理、コラボレーション、Teamsなど、主要な生産性スイートはMicrosoft 365上で動いています。一部の社内アプリケーションはMicrosoft Azureを利用。Microsoftは電力消費の100%を再生可能エネルギー購入でマッチングすると公約しており、2030年にはカーボンネガティブを目指しています。
Cloudflare
DNS管理、ウェブサイト配信、セキュリティ、ゼロトラストネットワークアクセスにCloudflareを活用しています。Cloudflareはグローバルネットワークの電力を100%再生可能エネルギーでカバーすることを公約しており、2010年の創業以来の全排出量の除去も表明しています。
AWS(アマゾン ウェブ サービス)
一部のウェブサービスはAWSインフラ上で動作。AmazonはAWSのグローバル電力消費について100%再生可能エネルギーマッチングの達成を公表しています。
Netlify / Deno Deploy
一部のサイトはNetlifyおよびDeno Deployでホスティング。NetlifyはAWSインフラ上で動作しており、その再生可能エネルギーへの取り組みを継承しています。Deno Deployは複数のクラウドプロバイダーにワークロードを分散させ、エッジ効率を重視した設計です。
Salesforce(Slack)
社内コミュニケーションにSlackを使用。SlackはSalesforce傘下であり、Salesforceはカーボンニュートラルや再生可能エネルギーのマッチングに関する取り組みを公表しています。
eSolia PROdb:ColoHouse(シカゴ)
当社のデータベースプラットフォーム eSolia PROdb は、ColoHouseが運営するイリノイ州シカゴのTier IIIデータセンター内の専用インフラ上で稼働しています。高い可用性とセキュリティ基準を満たしていますが、再生可能エネルギーに関する公式な開示は現時点では確認できていません。この点は正直にお伝えします。
個人的な取り組み
当社のファウンダーは自宅に太陽光発電パネルを設置し、再生可能エネルギーを活用しています。妻や独立した子どもたちとともに生ごみコンポスターも使い、台所からの有機廃棄物削減にも取り組んでいます。事業規模から見れば小さな一歩ですが、日常の選択に根ざした姿勢がイソリアの運営にもつながっています。
日本に暮らす方ならご存知のとおり、分別ごみの徹底は全国共通の日常です。「特別な取り組み」ではなく、ただの火曜日。この当たり前の感覚が、日本社会における環境意識の基盤になっています。
今後の方向性
私たちは小さな会社です。実態の伴わない大きな約束は意味を持ちません。現実的な近期の取り組み:
- 選択の余地があるときは、再生可能エネルギーに関する検証済みの公約を持つクラウドプロバイダーを優先する
- 公開情報が不十分なインフラパートナーの開示状況を継続的にモニタリングする
- このページを公開・更新し続け、クライアントやパートナーがサプライチェーンの環境方針を正確に評価できるようにする
- 非化石証書などの仕組みが、イソリアの運営形態において有効かつ誠実に活用できるか検討する
この話題についてのご質問を歓迎します。環境面での取り組みについてご評価いただいているクライアント・パートナー様は、お問い合わせください。
関連ページ
- 企業の社会的責任(CSR):イソリアのCSR理念と活動
- 企業理念:イソリアの理念と価値観
- 会社案内:イソリアの会社概要